白と黒のフィルムから溢れ出る汗と血と涙。狂気と熱気が恐縮された157分。シネスコの画角を駆使した隙のない絵作りと歯切れの良い編集によって2時間半があっという間に過ぎていく。
『シン・ゴジラ』でも使…
昭和20年7月6日、ポツダム宣言が発せられ、昭和天皇や鈴木貫太郎内閣は御前会議においてそれを受諾することを決定する。政府は終戦処理を進めるが、陸軍ではポツダム宣言受諾に反対する一部将校たちがクーデタ…
>>続きを読むモノクロの画面から漂う物凄い重厚感と緊張感。80年前の今日(8/15鑑賞)の出来事。クーデターが未遂に終わることも玉音放送が流されることも事実として知っているけど、俳優陣の鬼気迫る熱演で冒頭からぐっ…
>>続きを読む〈メモ〉
・原田版を先に見ていた。あっちの畑中も印象強いが、こっちは目力が強く引き込まれた
・監督に加え、三船敏郎、志村喬、笠智衆などなどのオールスター
・タイトル出るまで20分!
・昭和天皇の顔が…
原田監督版を数年前に観ましたが、BSにて岡本喜八監督版が観られました。
見応えがとてもありました。
タイトルが出るまでの20分、終戦までの戦況が実際の悲惨な映像含めたドキュメンタリータッチで語られ…
2025/08/16鑑賞、ミッドランドスクエアシネマ
リメイク版?は鑑賞済、本作(三船敏郎版)を観たいと思っていたところに、ミッドランドスクエアシネマ独自開催の「月イチ35mmフィルム上映」でやっ…
たまたま観始めたけど引き込まれた……今の俳優さんも勿論素晴らしいけど、やっぱり戦争系の映画については昔の俳優さんが演じることでリアリティとか迫力が圧倒的に感じられるなと……戦後80年経った今、この作…
>>続きを読む昨日のBSで久しぶりに鑑賞。東宝オールスターと東宝特撮と岡本喜八監督の合体で超ハイカロリーに仕上がっています。改めて見ると庵野秀明が受けた影響の大きさを感じますね(;・∀・)とにかく三船を始め当時の…
>>続きを読む終戦の日にこんな紙一重のことが起きていたとはまったく知らなかった
侍従の人が口にした「陛下」の言葉に反射的に背筋を正す陸軍の描写や、もはや現代の私たちには想像も理解もできない鬼気迫る空気感に、戦争経…