たっきゅん

日本のいちばん長い日のたっきゅんのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
4.4
ポツダム宣言受諾から玉音放送までの1日。覚えるのが大変ではあるから、予備知識があると良い。全体に漂う凄まじい焦燥感の中、場所の切り替わりが多いのでテンポ良く進む。その時に生きた人間たちの葛藤、魂に震える圧倒的なリアリズム。どの立場も日本のことを思っているからこそ苦しい。焦りから来る醜さと輝きと慈しみを持った人間模様の数々が描かれる。間違いなく傑作。
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