ThomasCrown

日本のいちばん長い日のThomasCrownのレビュー・感想・評価

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)
5.0
国を思って…それが人をここまで狂気に走らせるのかと思うと恐ろしいし、自分でもまだ想像がつきません。観ていても、いったい彼らはなんていうことをしてるんだ!!と何回も思いましたが、彼らにとっては、その行動そのものが正義だっただろうし、明治になってから、負けを知らないからこそ降伏という概念がなかったとかとっては思うこともあります。“日本の男子の半分を特攻に出せば勝てる”“天皇が言ったからといって、死んだもの達にどう償う?”狂った軍人精神とは恐ろしいなと改めて感じます。一方で、作戦が失敗したからと自決、責任を取って切腹…映画では衝撃的ですが、どの戦争映画を観ても無責任さを感じます。
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