零

櫻の園の零のレビュー・感想・評価

櫻の園(1990年製作の映画)
3.4
大人や歴史上では一瞬の出来事だとしても、
彼女達にとってはいつまで経っても
色褪せることのない青春となる。

儚さという言葉が似合う映画。
性に興味を持ちはじめたり、
違反行為を不意にしたくなって見たり、
自分がマイノリティだと気づいて
閉じこもってしまったり。
そういった感情の変化って
高校生の時期によく起こることであって、
大切にすべき時間だと思う。

彼女達の闘った末に掴み取った舞台が
何年経っても色褪せない時間になりますように。
零