けべん

オーロラの彼方へのけべんのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.4
久しぶりに観たが、こんな作品だったか.お父さんと交信する場面は覚えていたが、大半の内容は全く抜けていて逆に新鮮に観ることができて大満足.

原題が『Frequency』=周波数という意味なので、ラジオやその他通信機器の話にはなることがわかる.邦題がかなりいい味を出していて良い.

30年ぶりの明るいオーロラで時空が歪んだことで通信が可能となる点は、SFの王道かつ夢がある話で面白い.

わたしが30年前の親と会話できたとしたら何を話すかな.そもそも、不明なやつと会話する機会も少ないし、誰かを示すことも難しく、会話までいかなそう.近代化は進み、昔ながらの機材も見ること触れることは少なくなったとも感じる.

この作品は整理すると以下に該当するSF作品.
◯タイムパラドックス・・現在に波及効果をもたらす点が該当.
×タイムトラベル・・物理的な時間旅行や時間移動するキャラクターは登場しないため.
×バタフライエフェクト・・小さな原因と大きな結果によるものでないため.