宮沢賢治の「アメニモマケズ」とリンクした作品だった。誰かと比べたり、誰かに期待したり、嫉妬したり。そういう他がいることで生じるものに流されず、ただただ自分軸で生きている。
何かを成そうとするでもなく、自分にとってほんの一握りの大事なものを大事にしていればそれだけで人生は開ける(フォレストはこんな表現すらしないんだけど)。
それゆえに、自分の心のあり方が鏡のようにそのまま映し出されるなぁと思った。
「こんな人生うまくいかない」と、嫉妬心に駆られる人も少なくないはず。
心の赴くままに生きる。あの羽のようにふわふわ漂えるくらい軽やかなものの見方、捉え方ができたら。すごくシンプルだけど、それを難しいと難儀なものにしているのは自分自身だなぁ。
人生に行き詰まった時に改めて見たい。