一言で言えば”不倫モノ”ですが、とてもいい作品でした。
デ・ニーロとメリル・ストリープという二大名優がこんなにも自然体で、ストレートな大人のラブストーリーに出るとは意外でした。とはいえ、デ・ニーロはいつキレてヤバいヤツになるのかとちょっと不安でしたが（笑）
演出もとても丁寧で、衣装やメイク、二人のちょっとした視線や言葉の間、表情などで揺れ動く心情を巧みに切り取り、上手かったです。多少、衣装やメイクに時代を感じましたけどね。
音楽がデイヴ・グルーシンでジャズっぽい感じもとても好きで、時々テーマ曲を動画サイトで聴いてます。
ハーヴェイ・カイテルもデ・ニーロの友人役で出てますが、狂気的なオーラは封印して、こちらも普通の人なのもほっと一安心でした。
