男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日のきののネタバレレビュー・内容・結末

"寅さんが「この味いいね」と言ったから　師走六日はサラダ記念日"

久しぶりに惚れて浮かれての寅さんを見た気がする。待ってた展開。相手の気持ちも分かったところで、彼女の幸せは自分と居ては成立しないと去るところも、寂しいけれどそこも好き。

真知子先生が柴又駅のホームで寅さんに言う言葉にドキッとする。
「寅さんと話してると、私が一人の女だということを思い出すの」

寅さんを一晩泊めた翌日、おばあさんが病院へと向かう車に乗り込み、長年住んだ自宅を眺める姿が印象的。

この回は笹野高史の走りも見所である。