Ryan

新仁義なき戦いのRyanのレビュー・感想・評価

新仁義なき戦い(1974年製作の映画)
3.4
若山富三郎



ストーリー
昭和25年。敵対する土田組の組長を襲った山守組の三好万亀夫が逮捕される。三好の11年もの刑務所生活の間に、山守組は肥大化し3つの派閥に分かれていた。組長を支える坂上派、山守を凌ぐ勢いの青木派、そして中立的立場の難波派。


主演 菅原文太
監督 深作欣二


ヤクザの弱さ、人の弱さを全面に押し出し前シリーズとは違ったものとなっている。
しかし、やはり仁義なき戦いは仁義なき戦い。
急に"三好"になった菅原文太についていけず。
そればかりか、前シリーズお気に入りのキャスト陣ばかりで変更点があまり見られず。
若山富三郎の1人柔道(銃撃戦時)だけ面白かった。

全体的に普通。
セルフリメイクするならせめて主演を変えるとか他のキャストを変えるとかして欲しかった。
これはスパイダーマンみたいなもんで、別の時間軸に生きるパラレルワールド物語。
それにしては前シリーズが良すぎて今作は全然盛り上がらず。
前作になかった血みどろの戦いを増やすとこういった現象が起きるのかと勉強になった。

一応このシリーズを追いかけようと思う。
Ryan

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