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かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲートのnobuのレビュー・感想・評価

4.0
ウィルソン・イップ監督とドニー・イェンのタッグ映画。

マンガが原作らしく、タイトルバックにそのイラストが登場するシーンはさながらアメコミヒーローシリーズの始まりのよう。映画が作られた年から考えると、むしろこっちの方が元祖か?

監督曰く、自らのアクション映画に最も重要な事は「アクションではなくなぜ戦うのかという理由」だとし、感情表現こそが最優先されるべきだと仰られているよう(Wikipediaより抜粋)ですが、確かに本作は感情表現が多彩。
異母兄弟の関係に師弟関係、親子同然のボスやその娘との関係、昔命を助けた女性との関係、至るところに感情表現が生まれそうな人間関係がちりばめられてます。

だけど、すみません。
やっぱりアクションが最高!
ドニー・イェンはじめ、皆凄い!!
登場する武器も豊富で、ヌンチャク、こん棒、三節棍、釵、大刀、看板(?)、どれも面白い。
それに序盤の居酒屋での格闘シーンも上から眺める映像は新鮮で、演出も面白い!
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