しちみ

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝のしちみのレビュー・感想・評価

4.5
みなさん、あけましておめでとうございます!!!(^-^)
今年もヘンテコなレビューばかり書いていきますがよろしくお願いします!^^

ハハハッ〜!2016年初映画はドラえもんじゃ〜ハハハッ〜!映画ファンの一発目がドラえもん…!?なんてちょっと驚いたそこのあなたっ!騙されたと思ってドラえもん見てください♡(年越したしテンション高いよ)

本当は2015年中にレビューしようかとも考えてたのですが景気付けということで一番好きな作品を年初めに持ってきました。
みなさん、一番好きな作品がドラえもん?なんて笑わないでくださいよ〜ハハハッ〜!
一番初めに見て記憶にキチンと残っている映画はこのワンニャン時空伝だけです。
16歳になった今でも熱烈なドラえもんファンで毎年映画を見に行ってます。(引かないでね、テヘ☆)
毎年映画を見に行っててもやっぱりこの作品が一番良かったな〜と毎回思うのです。

動物が出てくる映画が好きな人はこの映画も好きになるかもしれません〜。
事の始まりはのび太が捨て犬を拾ってくるところから始まります。
ママが絶対許してくれるはずもないのを知ってても見捨てることが出来ずドラえもんの道具を活用し、育てます。
そこでのび太は頭の良い子犬ちゃんに『イチ』と名付けます。
話が進むにつれ捨て犬、捨て猫がイチ以外にもたくさんいることを知り良かれと思ってドラえもんたちは過去の世界へイチたちを連れて行き進化させる道具で進化させます。たちまち頭の良くなったイチは道具の使い方、そしてのび太が大切にしていたけん玉を覚えます。のび太たちはまた明日も来ると言い残し帰るのですが…。次の日いってみたらタイムマシンがねじれナンチャラにハマってしまいイチたちを置いてきた過去よりもさらに前の過去へ到着!(この時にオンボロタイムマシンが壊れ帰れなくなる)
本来なら何も栄えていないはずの時代ですが着いてみると…イチたちの子孫らしき動物たちで文明が栄えていた!!そこでタイムマシンの部品?を探しつつイチたちにそっくりな4人組と出会いその子たちの親探しを手伝う…!的な展開なんですが。
何回も見すぎてあらすじ説明がウェキペディアみたいですね(^p^)

ドラえもん本来の設定や映画の度にある仲間同士の絆はもちろんのことあるんですがやっぱりこの映画の見所は人と動物たちの
関係ですよね。
アニメでドラえもんだからってことを抜きで設定だけ見ると 動物を過去の世界に送ったら進化していて文明が栄え、人間よりも上の立場に行っている(テラフォーマーズじゃないよ)ということ。
これって考えたことないけどありえない話ではないじゃないですか。

"我々の先祖の犬と猫がどれだけひどい迫害にあったかが書かれている。人間はペットという名の下に自由を奪い飽きたら平然と捨ててしまう。人間は悪魔の申し子"

こんなセリフがあるのですが物心がついた今改めて聞くとすごく刺さりますよね。
アニメの世界だけど現実問題ペットを勝手に捨てたり、犬猫の虐待が問題になっていてとても胸が痛いです。
人間も同じ動物という括りにいるのに少しばかりかしこいからって上の立場にいるような気がしてるだけなんです。
ネコジャラの野望は人間を全て我々のペットにすることだ!と言ってましたがやっぱり誰かが少しでもすぐれていたら知らぬ間に優劣がついてしまうものなんでしょう。
だからこそ強き人間は動物たちに優しく手を差し伸べてやるべきなんじゃないでしょうか。

ほんとに今になってこの作品を見ると色々と思うことがあります。
ですが、もちろんドラえもんなので笑えるシーンもたくさんあります!
一番腹を抱えて笑ったのはシャミーがドンジャラに倒されて怒ったドラえもんがドンジャラをボコボコにするところ(笑)
初めからその強さで戦ってくれよ!ドラえもん!と言いたくなる(笑)

そして一番泣いたのは言うまでもなくラストシーンです。
溺れそうになったのび太はけん玉を覚えたばかりのイチを思い出します。
そして目覚めたのび太はハチを見てイチ!と叫びます。
そこでハチも自分がもともとイチだったことを思い出していたので2人は感動の再会を果たします。(ここら辺で鼻水だらだら)
そこでイチが取り出したのはのび太が大切にしていたのび犬と名前の入ったけん玉の玉の部分!!!
そしてのび太が持っていた残りの部分と組み合わせて大切なけん玉が元に戻ります。
"これで約束が果たせたよ…"
ドラえもんでこんなに涙を流したのは後にも先にもこれだけでしょう。

とにかく何が言いたいかってみなさんに見て欲しいんです。(笑)
動物を大切にしてほしいんです。(笑)
子供がいてこの作品を見てないな〜なんていう人は是非子供と一緒に見てみてください。私は言葉が通じなくても動物とは分かり合えると信じてます!!
生涯を通して大切な作品の一つです。
しちみ

しちみ