ともさん

オール・ザ・キングスメンのともさんのレビュー・感想・評価

オール・ザ・キングスメン(2006年製作の映画)
3.3
オール・ザ・キングスメン
田舎町の役所の出納員が、汚職を撲滅するために、選挙に出馬して、州知事へとなり権力の座に登るが、権力を維持する為に汚職にまみれて行く様を、富裕層出身のジャーナリストの目で描く実話をもとにした政治ドラマ。
ショーンペン演じる ウィリーが汚職を追及して、公職を解かれてしまい、自ら選挙に出馬して、演説するシーンは、大衆を味方にして、巨悪に挑む正義という感じで、なかなか良かった。演説の仕方は、大企業や富裕層を攻撃の的にし大衆を扇動する、ヒットラーを連想してしまいました。
しかし、彼もいざ権力を握ると、自分も、収賄だとか汚職にまみれて行きます。
そんな彼を選挙に出る前から見てきた新聞記者ジャックをジュードローが好演しています。
ジャックは、当初は、ウィリーの誠実さに魅力を感じて応援していたのだが、段々と傲慢になって行くウィリーから、離れなかったのか?
知事を弾劾する判事にアンソニーホプキンスも貫禄の出演です。な
ともさん

ともさん