オール・ザ・キングスメンの作品情報・感想・評価

「オール・ザ・キングスメン」に投稿された感想・評価

hiromi

hiromiの感想・評価

4.0
かなりおどろおどろしい。衝撃的な展開だけど、予想出来なくもない。いくつものアートが繋がっているような映像。
俳優の贅沢使い。素晴らしい。
オリジナル版と間違えて借りてきたことに気付いてガッカリしながら鑑賞。
でも相変わらずイケメンすぎるジュード・ロウを拝めたので、まあ良かった!
 1949年、ルイジアナ州メーソン市。正義を愛する実直で社会革命の理想に燃える役人のウィリーは、州の役人タイニーに担がれて州知事選へ立候補することに。ウィリーは自分の貧しい生い立ちを語り、労働者や農民の立場に立った演説を続けたことで見事に州知事の座を射止めるのだった。しかし州知事という絶大な権力を手に入れた彼は、かつて忌み嫌っていたはずの汚職に手を染めていくようになる。


 リメイクとのことですが、元作品の情報などは何もなしで視聴。
 なるほど、成功劇なのか……にしては展開早いな?っていうか不穏だな?からの、人間としての転落劇、からの、と確実に良く悪く進んでいく事態にハラハラしました。

 記者ジャックの目線で物語が進んで行き、ジャックの言葉がウィリーのあり方に多少なり影響を及ぼしているのですが、ジャックの立ち位置があくまでも客観的にあるから、少し不思議な感じ。
 けしてすべてが無関係ではないのに、どこか浮いている、ウィリーの周りの出来事に係りながら過去と現在について思いを馳せたりするのが独特の間になっていて、どこかドラマ的に見えるのは、ジュード・ロウが美しいからかなぁ~とか、冗談だけどわりと本気で言ってみたりします。


 ただの役者さんファン目線で言うと、ジュード・ロウの演じる他人事のような美しさと、マーク・ラファロの演じるはかなさを満喫できる良き映画でした。◎。
YOU

YOUの感想・評価

3.5
ちょっとトランプを彷彿させ…、
でもやっぱ違うなと思う。
描いているのは
純粋な気持ちが
市民に受け容れられ
無欲で知事になった人間が
権力を持ったゆえに汚れていくという
非常に深い内容…

なのにイマイチ感動が少ないのは
何でだろう?
ショーン・ペンは言わずとしれた名優だし、
ジュード・ロウは好演、
大好きなケイト・ウィンスレットが出てるのに…
自分でも予期せず選挙に押され、
でも次第に人が集まらなくなり、
ジュード・ロウに
本音で、隣人に語りかけるようにと助言され、
さらに途中で自分が利用されているだけと気づき、
開き直って、無意識に、助言を地でいったら、
反響があり、盛り上がる

この感動的な場面が
あまり感動的でなかったのだ

でも次第にこれはジュード・ロウの話なのだ
と理解しだすと深まってくる。
ケイトの話、
子どもの頃から不思議と面倒をみてくれた判事の死。
いろんな思いが交差してくるのだ

なかなかの顔ぶれ、内容。
品のある映像。
良くできた作品だと思う
EH

EHの感想・評価

3.0
171106 字幕
ショーンペンはやっぱり悪い役の方が似合うよね(笑)長かった…
santasan

santasanの感想・評価

3.2
自分の思いを通すために他のものを排除していく…はじめは正義のためと思っていても、それが保身や権力保持のためになっていく…政治とはいつの時代もそういうものなのか。純粋なものは利用こそされるが政治家にはなりきれない。政治家という立場はそんなに魅力的なのか。ジャックがなぜそこまでウィリーに拘ったんだろうか…。「ミルク」もそうだがショーン・ペンほど演説がはまる役者はなかなかいない。
先の衆議院議員選挙における池上彰の選挙特番において彼が小泉進次郎にインタビューをした時に「最近汚れてきたと自分で思わない?」と彼に投げました。
小泉は「トランプ、プーチン、習近平を見ていれば簡単に解ることですがきれい事では務まらないのが政治家……」
としごくまっとうに答えていました。
池上は小泉が政界に出てきた時には汚れていなかったイメージがあったのですかね。

政治家は出てきた時にはクリーンで段々と……この作品のショーン・ペン演じる州知事もまさにそんな感じです。

彼が演じる州知事がアメリカの政治家だなあと感じるのが演説の場面。
あの押しの強い表情から出てくる確信的な言葉でガンガン聴衆を煽って惹き付けていく。
玉虫色の言葉を使い書いたものを読み上げるように話す日本の政治家のなんと子供っポイこと。
演説が響いた。サクラ引き連れ遊説してるの見ると、そりゃ響きませんな。
ショーンペンの演説シーンが好き。独特なあの動き、聴衆を魅了するカリスマ性をよく表している。
藍姫

藍姫の感想・評価

3.0
誠実だった田舎の人間が権力を手にした途端、悪に手を出す、ずる賢くなる。

お決まりのストーリーです。


なんですけど、ショーン・ペンが演じるだけ合って、
発言に魅力がある人間は力があるように見える。
(トランプ大統領のように…)
ショーンだからこそ力強さに納得できました。


ケイト・ウィンスレットが若い!


なんとなくわかっていたけど衝撃的な人間関係でした。
ジュード・ロウが私の中で1番謎だったかな。
父を殺したと責めてくる母親の存在はどうかと思うのですが、
そんな環境だからこそなのか、
でも表彰されるほどの記者だからまともなのに。
想い人も父親も奪われてもまだショーンとともにいるという心理がわからなかったな。
>|