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トイ・ストーリー3のpsyencekouのレビュー・感想・評価

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)
4.3
小学六年生ぶりに鑑賞。
小学生ながら当時も号泣した記憶がありますが、
今回も号泣してしまいました。

舞台は主人公アンディが大学に入学が決まり、遊んでもらえなくなったおもちゃたちが主人公となり、保育園に寄付されるウッディとそれ以外の仲間たちの葛藤の物語。

もちろん内容は子ども向けであるし、わかりやすく作られているのですが、
大人になった今見ても、ウッディたちは変わらず優しいし、何より自分が典型的なアンディのような人生を歩んできたので感情移入が止まりませんでした。

大人になっても、心の中は子どもにいつでも帰れるな、と思いました。
最後アンディが1人ずつ紹介してボニーにおもちゃを譲るシーンは涙腺が爆発しました。

どんな子どもでも、必ず大人になっていくし、
純粋だったあの頃の子どもの記憶は薄れ、社会に揉まれていくうちに、純粋にヒーローを追いかけたあの頃のすっごい綺麗な気持ちは感じることが難しくなります。

その時に一瞬であの頃に戻れるもの、その一つがおもちゃだと思います。
思春期の青春の子ども版のような、
そんなものをトイストーリーに感じて
その日はおもちゃ箱を久しぶりにひっくり返して寝ました。久しぶり。
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