監督 カーティス・ハンソン
メリル・ストリープ
ケヴィン・ベーコン
休暇で川下りを楽しもうとした家族が、乗り合わせた凶悪犯に命を脅されながら、急流に向かっていく決死行を描いたサスペンススリラー。
最初は気さくな青年風で登場し、やがて本性を現していくケヴィン・ベーコンの悪役振りが見事!
主役を喰う強烈な印象を残しています。
強い母親を演じたメリル・ストリープは今更ながら流石の演技ですが、冷え切った夫婦関係ながら家族を救う為に奮闘するデヴィット・ストラーザン演じる父親、ジョン・C・ライリーの小悪党振り等配役も秀逸、タイトル通り激流のシーンは手に汗握る迫力でした。
90年代スリラーの名匠、カーティス・ハンソンによる一本、良作です。
鑑賞日 1995年5月頃 劇場にて