すー

激流のすーのレビュー・感想・評価

激流(1994年製作の映画)
5.0
テレビ東京「午後のロードショー」で鑑賞。
初見かつ、テレビ放送なのでもしかしたらカットされたシーンもあったかも…?

タイトルとメインビジュアル的にB級映画の類と思いましたが、なかなか面白かったです。ながら見しようと思っていたのに、最初から最後まで食い入るように見てしまいました…。

いたるところに伏線が張られていて、それが回収されていく様がとても爽快です。
まさか、冒頭シーンでのペットである犬が父親の言うことを聞かないこと、父親が家庭を顧みず仕事に没頭していたことすら、後半のストーリーでのエッセンスになるなんて思いもしませんでした。

物語は終始川下りをしていて涼しい絵面なのでこの季節にはうってつけだと思います。特に、クライマックスでのガントレットと呼ばれる難所を下るシーンはハラハラ、ドキドキする緊張感を感じられ、より涼しさを感じられました。
ジャンルはFilmarksではサスペンス、Wikipediaではスリラーとなっていますが、血生臭い描写は軽度のものなのでどんな方でも楽しめる作品だと思います。

まだまだ暑い日が続くようなので、ぜひこの機会に。
すー

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