M少佐

21エモン 宇宙へいらっしゃい!のM少佐のレビュー・感想・評価

3.5
 ワンシーンだけドラえもんとコラボした(当時)作品。

宇宙人が地球に訪れる、かなり先の未来。
この時代にあって超老舗にして、超時代遅れな旅館「つづれ屋ホテル」つぶれ屋ホテルなんて揶揄される旅館。
その旅館の跡取り息子「21 エモン」
彼は口を開けば跡を継げと言う父に辟易しながらも、宇宙飛行士に憧れる少年。
変な宇宙生物と反抗的なポンコツロボットと共に変わらない日常を送っていた。

同時上映のドラえもんよりも、こちらの作品の方が、当時は好きでした。
あの、ほのぼのとした作風の中に、宇宙への夢が詰まった素敵な作品と、目に写ったんですね。
周囲のキャラクターも魅力に溢れていて、マヌケだけども、ここ一番で活躍するという藤子テイストを味わえる良作。

これは子供に見て欲しいもんです。

最近はカードとかスタンドモドキとか、変形ロボとか、妖怪に頼った商業アニメか、イケメン出しときゃお母様方メロメロ特撮ばかりで(以下略
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