るい

21エモン 宇宙へいらっしゃい!のるいのレビュー・感想・評価

3.6
まーしーさんコラボ
今回は前回レビューしたドラえもんの
同時上映作だった「21エモン、宇宙へいらっしゃい」もアマプラで観れたのでこちらもレビュー
まず21エモンって何だ?からですよね💦
21エモンはF先生が
1968年〜69年まで
週刊少年サンデーで55話連載していた漫画
F先生が単独で描いた連載漫画の1つ
話は

国際連合どころか星間連合にも加盟し
異星との交流が盛んになり
一大宇宙観光ブームとなった世界線での地球の
江戸時代から続く超老舗旅館「つづれ屋」
観光ブームなのに他の大型ホテルに圧倒されて、利用客が全く無く
もはや潰れる寸前で
「つぶれ屋」と揶揄される始末
その20代目の跡取りである
「20エモン」はあの手この手でやりくりをしているが上手くいかず
さらには
その跡を継ぐ21代目である
息子の「21エモン」が全く経営に関心を示さず
宇宙飛行士への憧れを抱いていた
そんな21エモンのまわりで起こる騒動を描いたSFギャグ漫画が今作
この映画が21エモン初のアニメ化作品で
テレビアニメシリーズになったのはそれから
10年後なので
実質パイロット版含みの単独作である
なので自分91年のアニメはリアタイ世代で
観てたんだけど
実は今作観たことなかったんだよね🤔
監督はのぶ代版ドラえもんの映画と同じ
芝山努監督
アニメ版とキャラデザが全く違うのにビックリ
ちなみに原作に近いデザインなのは今作
前半が、つづれ屋での騒動
後半が、宇宙旅行
の2幕構成
主な登場人物は原作通り
パパ、ママ
21エモン、
元、芋掘りロボットのゴンスケ
ササヤマ星人とそのペットだった、モンガー
メイドロボットのオナベ
ホテルギャラクシーの1人娘、ルナちゃん
etc……
とにかく自虐と皮肉満載の作品で
ようやく宿泊に来てくれた
ササヤマ星人を田舎モン呼ばわりするわ
ゴンスケの失礼な接客
ホテルギャラクシーとの買収問題
(跡地をトイレにするからホテルを売れと言われる)
等々
色々起こる
とにかくやる気の無い21エモンがウケる
なのになぜか
なんだかんだ1番つづれ屋で役に立ってる
アイデアマンでベルボーイっていうのが皮肉というか
またこの世界線の未来が独特で面白いんだよね🤣🤣
そして
お金を払うという概念がないササヤマ星人が
宿泊費の代わりに置いて行った
奇妙な生物「モンガー」がとにかく可愛い
なのに持ってる能力が凄い
冷熱どんな環境下でも対応が出来るうえ
夜間では目を光らせることもでき
モンガー!と叫ぶと周りの人間を半径3km以内にテレポートさせる能力を持つ

そして舞台は宇宙旅行へ
この出発前の親子のやり取りが泣ける
なんだかんだ孝行息子なんだよね
21エモン
でもって色んな星々を解説付きで楽しめるので観光気分を味わえるが
いかんせん世界観が独特なんで
なんじゃそりゃ?で楽しめるのも面白かった
やたらお土産を買えと迫る火星人🤣
ギャグも織り交ぜつつ
ちゃんと冒険もしてるんだよね🤣
この作品は初めてだったけど
そこまで自分が観てた21エモンと変わってなかったから普通に良かったな
るい

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