このレビューはネタバレを含みます
2022.134 221
ゴールデンカムイの影響で観た映画part5.
正直そこまで期待していなかったが、どんどん面白くなっていった。
高倉健演じる橘の感情を、ボイスオーバーを巧みに使って丁寧に描いたこと。
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監獄仲間をそれぞれ個性ある人間として描いたこと。
この2点が、他の有象無象の東映任侠映画と本作とが人気の点で一線を画した理由か。
現代でも色褪せないようなカメラ回しがかっこいい。
ラストの保護司とのやりとりも見もの。
原作 伊藤一
脚本 石井輝男
撮影 山沢義一
音楽 八木正生
編集 鈴木寛
主題歌 唄:高倉健「網走番外地」