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仁義のkoukuwabaraのレビュー・感想・評価

仁義(1970年製作の映画)
4.1
とにかくアラン・ドロンがただただカッコいい。全体的な暗いムード。常に何かに追われている緊張感。退廃的な男達の後ろ姿。対照的な明るいキャバレーなど、これぞフィルム・ノワールといえるようなクールな作品だ。またそんな中で一本スジの通った、男同士の絆もなかなか熱い。こうした男達に憧れる男性は多いのではないか。こういう作品にはお決まりの、エロい女性はほとんど出てこない。しかし作品から十分に色気を感じられるのは、ひとえに登場人物達の存在感に他ならない。クールな男に憧れる、特に男性にオススメしたい作品。
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