仁義の作品情報・感想・評価・動画配信

『仁義』に投稿された感想・評価

個人的にはサムライの方がおもろい
とは言えイヴモンタンが激渋いのと画の美しさは間違いないからそれでギリ見れるかなーくらい
JHAT

JHATの感想・評価

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サムライが静の映画で画面の硬さをウリにしている映画だとすれば、こっちは動であって描写されるものの柔らかさが目立った(自然、カーペット、ランプの暖色?)印象。個人的にはサムライの静謐な緊張感のほうが好き

脱走犯、元警官ら4人の宝石店襲撃と運命の輪につながれた5人の男たちの姿を描く。

当時のフランス映画最高のキャストで描く。フィルム・ノワールの巨匠メルヴィルの大傑作の一つ。

マルセイユ--パリ間の夜行列車のコンパートメント内、一人は刑事=マッティ、一人は容疑者=ボーゲル。マッティが寝入るとボーゲルは安全ピンを取り出し、針の先をヒン曲げ手錠の鍵穴にさしこんだ……。マルセイユから程遠くない刑務所。年期開け近くもう出獄というコレーに古顔の看守が宝石店を襲う仕事をもちかけていたしかし、彼は「別に大きな仕事をしなくとも俺は食える」と断った。

モンタンが絶品。
Fisherman

Fishermanの感想・評価

4.3
渋い!結局、誰も笑わなかった。
強盗のシーンは誰も喋らないし、音も立てず、静かに時間が過ぎる。総じて、誰も喋らないシーンが多い。
アラン・ドロン、イヴ・モンタン、ジャン・マリア・ヴォロンテの三大スターの共演だけでなく、警視役のブールヴィルも渋かった。
アル中で幻覚さえ見えるイヴ・モンタンが次のシーンではトレンチコートに中折れ帽のキリッとした紳士に変わってびっくり。
どの部屋のデザインも家具もいちいちオシャレ、さすがフランス。
メルヴィル特有の影が青く見えるのも特徴的。
アラン・ドロンが吸ってたジタンがカッコ良かったけど、不味かったなぁ。

「善に生まれて悪に染まる」
DVD購入⑧
傑作。面白すぎ。

なんて事ないシーンでも構図がカッコ良過ぎて惚れ惚れする。

このレビューはネタバレを含みます

<奇縁で結ばれた男たち、それぞれの生き様>

原題の邦訳「赤い輪」は人間の運命を変えるような出会いや縁を意味するらしい。裏社会でうごめく男たちが運命的に呼び寄せられ、それぞれが自らの役割を果たして「赤い輪」の中で繋がっていく。友情というより、運命を共にする連帯感のようなものか。
前半はムショ帰りのコレィと逃亡者のヴォジェルが出会い、後半は射撃の名手ジャンセンが加わり、彼の元同僚マティが逃亡者を追う。
とりわけ、コレィがトランクに潜むヴォジェルに「出てこいよ」と声をかけて出会うシーンが印象的。初対面ながら二人の間に「心で通じ合う何か」が生まれて、それを言葉にせず感じさせてしまうのが何ともカッコいい。
その後、アル中から抜け出したい元警官のジャンセンが射撃手として加わって絆は一層深まり、対峙するマティ警視は、策を弄しても逃がせない使命を背負ってしまい、やがて元同僚との悲しい邂逅が待っていた。
物語はシンプルなのだが、4人それぞれの視点から描かれているので、重層的に映る。最後まで己を全うする生き様、男の美学が見てとれ、その潔さと哀愁が心に響いてくる。淡々と描かれ、渋くて深い味わいの大人の映画という気がする。
しかしながら、リアリティ無視の荒唐無稽さ、ご都合主義は気になった。護送中の容疑者が走る列車の窓から簡単に逃走したり、アル中男が仕事のヤマを越えたら回復したり‥‥。これも軽妙な味つけと思えなくもないが。
※映画のあらすじはブログ『偏愛的映画案内』をご覧ください。
ヴォーゲルに宝石強盗計画を持ちかけられたコレー、彼らは新たに腕の立つ元刑事や元看守を仲間に引き入れていくジャン=ピエール・メルヴィルの傑作クライム映画
徹底的にリアルで物音を最小限に抑えたつくり、ハリウッドのケイパーモノのようなエンターテイメント性のあるスリルさとはまた違う人物の緊張感は滲み出ていた
odyss

odyssの感想・評価

2.5
【今の目で見ると】

BS録画にて。

豪華キャストを揃えたフィルム・ノワールという触れ込みだけれど、今の目で見て本当に面白いのか疑問。

犯罪の輪郭がはっきり見えてくるまでが長すぎるし、見えてきてからも展開ももう一つ。
逆にラストの展開はすごく簡単。

宝石店への侵入は事細かに描かれているが、肝心の盗品の売りさばきルートについては案外杜撰。というか、侵入の手口の細かさに比して、人間関係が安易に設定されているのだ。

俳優の存在感はあるし映像のイメージ面でも悪くないのだが、脚本がゆるめ、という結論になろう。

それで観客を感心させられた時代だった、ということかも知れないね。
でも、アラン・ドロン全盛期から半世紀を過ぎた今の観客を十分に納得させる映画になっているかというと、そうじゃないと思うな。

それにしても、この邦題、もうちょっと何とかならなかったのかなあ。
淡々さが気持ちいい!また観たい!!

粗、作り物である部分も愛おしくて
静かで地味だからこそ興味深く、
ワビ&サビな大人の味わい。

70年代の滅びの空気も最高のフレーバー♪
みなみ

みなみの感想・評価

4.0
車のトランクから出てきた銃を持った男と相対するシーン。具体的な会話こそないが一瞬にして同じ種類の人間であることがわかる。凍えるように寒く乾燥した画面の中に見え隠れする人間らしさが美しくて儚い。
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