YOU

十二人の怒れる男のYOUのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
 12人の陪審員達が評決するまでを描く。間違いなく傑作である。偏見により有罪と決め付けられていた意見が、論理的な考察により無罪と転じていく様は見事。場所はほとんどが一室のみで展開し、映画の基本は脚本と役者であることを教えてくれる名作である。
 ただ、人の職業を見た目で予測するシーンが数箇所あり、見た目による偏見を示すのが少々露骨であった。96点。
YOU

YOU