十二人の怒れる男の作品情報・感想・評価

「十二人の怒れる男」に投稿された感想・評価

れん

れんの感想・評価

4.3
会話劇の稽古中なのでこれは観とかなきゃいけないだろうと思い再び鑑賞。

ものすごい熱量での会話のなかに人間同士のコミュニケーションの面白さがとにかく大量に詰め込まれていて圧倒される。

あまり大きな声ではいいたくないけど、エンタメ的な面白さでは『12人の優しい日本人』に譲るのかもしれないと思った。脚本も向こうのが複雑だし。日本人だから感覚がわかりやすいというのは確実にあるけど。
おれはまだ映画のことがぜんぜん分かってないのかなあ。
nk

nkの感想・評価

4.3
有ることより無いことを立証する方が大変だし、思い込みや偏見取り除いて物事を見るのは物凄く難しいと思う。でもそれこそが裁判員制度の意義なんだと感じました。
1人から始まった疑念がどんどん広がっていく様子が自然だし、自分自身も気持ちがもっていかれました。凄い!

つい最近、悪魔の代弁人の役割の必要性を学んだので、近い形の議論が見れて面白かったです。「罪を犯していないから無罪」では無く、「有罪という確証がないから無罪」という判断もあるんだなあ。

1人の命を左右する問題なんだから、みんなもうちょっと真剣にしなよって思ったけど、そう思うのが自分の常識で、他人の常識では命なんて軽いものかもしれない。年齢性別宗教が全く異なる人とは当然常識も違う。根本的な所が合わない人達と議論するのってほんっ とうに、諦めたくなるほど疲れるから、最後まで根気強く議論をした全員を尊敬します。
そして自分の常識=正解とは思わないように日頃から気をつけようと思いました。

最初から最後まで場所も登場人物も話題も変わらないのに、全く飽きないどころか引き込まれていく!
「12人の優しい日本人」がそんなにはまらなかったから見るの迷ったけど、凄く面白かったし勉強になって、見てよかったです!
NaoyaIsobe

NaoyaIsobeの感想・評価

4.0
ほぼ全編が狭い部屋の中で進む。根拠のない感情論を大声で述べる有罪派を、無罪派が証言の矛盾を見つけてロジカルに説得していく様が気持ち良い。白黒映画であることがほとんど気にならないくらい引き込まれる。
これを源流にした他作品を楽しんでいたので、ああなるほど、という気持ちで見ていました。
‪無罪に挙手をした8番の男は無罪を主張することよりも、「話し合いをしたい」って言ってるんですよね。決断にもっと時間をかけるべきだと。きっとどっちの意見に傾いたとしても事実の追求や話し合いの余地について意義を立ててたんです。そして11対1の票は動き始めます。‬
‪たまたま陪審員として集まった12人の中にそんな考えの男がいただけで、普段特別な仕事をしているわけでもないんです。かっこよくないですか…?‬
‪この映画で言ってるそばから偏見ですが、密室会話劇でさらに古い映画でここまで惹き込まれるとは思いませんでした。‬
自分もあの部屋にいるような臨場感。緊迫感。投票の度についノットギルティ!と呟いてしまう。本人不在の密室ミステリの原型になるものに、なるのでしょうか。キサラギや大洗は見ていたのでなるほどなぁと思う部分も多かった
pooralien

pooralienの感想・評価

4.3
毎回同じところでテンションあがる
陪審員3番と陪審員8番の口論
「だが"本当に"殺す気はないだろう?」
堪らん
場面が全く変わらないのに、話がどんどん進んでいって、本当に事件現場に入り込んだような感覚に陥る。会話劇でここまでできるのかと驚いた印象。
デヤッ

デヤッの感想・評価

3.5
12人とも個性的でみやすかった。最後の1人が震えながら無罪と答えたのには感動したけど、本当に少年は無罪なんだろうか。
Ryo

Ryoの感想・評価

4.5
終始おもろい。
12人のやさしい日本人を見たことがあり、原作の方の今作を改めて視聴。
レベルが違う、カット割り、演出云々よりともかく面白い。役者の白熱した演技も素晴らしいが、作品を視聴する体感時間が非常に短く感じる、引き込まれる。
12人のやさしい日本人の日本版も小さい頃から見ていて好きだったが、アメリカ版は群を抜いている。
凄すぎる映画の凄いところって、良いところの理由があまり言えなくなるところ。

最後の有罪派の人の長回しの語って語って、泣き崩れるシーンは本当に泣きそうになった。

12人のおっさんがなんの変哲も無い部屋で、特殊効果もなし、しかも白黒映画で、話し合うという内容なのに、何故か黙って見ていられる。
これぞ名作の所以。
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