ゆー

蛇にピアスのゆーのレビュー・感想・評価

蛇にピアス(2008年製作の映画)
3.5
本の発売当初読んでたけど、その時はあまり思考が働いてなかったけど、
大人になった今見てみると


なんか。。
ほんとにこんな世界あるんだろうなというかんじ。


暗くて冷たい中の生ぬるい空間


そこに居続けるための


疑問も違和感も感じないように思考の停止、鈍感にバカになること


自分で自分を歪ませたその空間ありきの正しい選択をしているかんじ。


絶対に正しくはない、正しい選択


それがないと生きていけないのかもしれない。


そこから真っ当な世界に抜け出すためには何が必要なんだろうか



福祉とかよりももっと強烈に

働く、稼ぐ、やりがいを感じる、色んなことを学ぶ、生きていると感じる、稼いだお金で生きていく

そして、誰かから必要とされる


それをどうにか逃げずに感じ取れば少しは改善するのだろうか。



世の中には悲しい世界が多くあるだろうけど、そのループから抜け出す明確な方法が提示できればいいのに。
ゆー

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