公開当時、大宮東映オスカーにて鑑賞。
困ったことに、冗談抜きに麻生久美子が可愛いっていうこと以外に誉めるところがない。
劇場で観たことを心底後悔した作品。
そしてその麻生久美子が演じる飛鳥がさっさと退場しちゃうので後半はかなり苦痛。
いや麻生久美子が出ている序盤も寒いギャグの連発でかなりキツいですけど。
だいたい赤影要素も横山光輝要素も皆無。
同じ名前の登場人物が出てくるだけで、完全に別物。
そもそもターゲット層がどこなのかもよく解らない。
よくマンガやアニメの原作の場合、「原作と比較しなければ、そこそこ楽しめる」という作品が多い中で、比較しようが比較しまいが絶望的につまらないことには変わりがないなんて作品は滅多にお目にかかれない。
作り手としては格好いい映像、お洒落な忍者映画みたいのを狙っていたのかもしれないが、全体を通してとにかく物語がつまらない。
演出も駄目。
魅力のない主人公。
魅力のないメインヒロイン。
魅力のない悪役。
魅力のないラスボス。
こんな映画は観なくてもいい。
時間の無駄だ。
チープなＢ級映画好きな私でも、これは無理。
