強烈な映画でした。
これ、一番恐ろしいのは実話を基にしているってことじゃないでしょうか。
序盤はとても気の弱そうな夫役を演じていた緒形拳が、終盤に鬼畜へと変貌していく様は、鬼気迫るものがありました。
その眼力、表情、鬼畜そのものです。
そして、ラストの少年の叫びには胸が締め付けられ、不覚にも涙してしまいましたよ。
実はこの映画、小学生の頃に見て、そうとうトラウマになっていました。
内容はよく理解出来なかったけど、とにかく恐ろしかった記憶だけが残っていました。
今回、勇気を出して観たのですが、ホント観てよかったです。