マツモトタクシー

ガッジョ・ディーロのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ガッジョ・ディーロ(1997年製作の映画)
4.1
妹から要請があり和歌山からくる人を普段は行かない長岡京駅から光明寺まで送る仕事をこなした🚖
マツタクのアパートから1時間弱かかり7、8分の仕事😅
全く割に合わないが妹の顔は潰せない🚖

しかもこの日はこの作品を17時から観る予定
今日は目標額ムリだなと思っていたけどさすが繁忙期😁何とかクリアー☺️💰




17:05 SCREEN3 44席 C9 👨7👩4👫1



「モンド」「ラッチョ・ドローム」トニー・ガトリフ脚本、監督作品


ルーマニアとおぼしきとある田舎🇷🇴
ステファン(ロマン・デュリス)は雪道をひたすら歩いていた
長い旅路の中で彼の衣服は汚れ、ひげは伸び放題おまけに靴まで破れてしまう始末、彼の旅の目的それはノラ・ルカと呼ばれる亡き父が好んで聞いていたロマの歌い手を探すことだった。。

同じ時、警察に息子アドリアーニを不当に連行されたロマたちの住む村の長老イシドールが寒い路上でウォッカを片手に警察署を前に大声で怒鳴りながらヤケ酒を喰らっていた
そこに宿を探しに迷い来たステファン

言葉が通じないものの神の思し召しで自らの吐露を話す相手ができたとイシドールはステファンを強引に誘って酒を飲ませ酔い潰してしまう。。🍸
これも神の思し召しとイシドールはステファンを自分の村に客人として連れて行く

こうしてステファンはジプシーの寒村に居候する身となった








以下ネタバレ


亡き父の残したテープその中に入っている素晴らしい歌声のロマの歌手を探すステファン
イシドールと知り合いロマの村で暮らすようになりやがてヒロインと結ばれるが最後には悲劇が待っていた。。💧

主人公のロマン・デュリスとヒロインのサビーナを演じるローナ・ハートナー以外はイシドールを始め全員、本物のロマ(ジプシー)の人達だとか😀

ガッジョ・ディーロとは愚かなよそ者という意味


トニー・ガトリフ監督、初鑑賞🎬
鮮烈で官能的で悲劇的だった🎵
ラストのテープの破壊は切なすぎる📼
サビーナの笑みで終わるのが救い
正に人生が詰まっている作品👍


今日も仕事はほどほどに「ジャム」を観る予定😁