文学したい

カールじいさんの空飛ぶ家の文学したいのレビュー・感想・評価

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)
3.3
地上波録画を視聴。
カールと亡き妻エリーのエピソードには、劇場で見るピクサーの短編みたいなまとまりと美しさを感じた。思い出はいつもキレイだわ。
一方で、これは主に公開当時日本で見かけたプロモーションに対するいちゃもんなのですが、鑑賞中何度か「思ってたのと違った」現象が発生した。てっきりカールじいさんが世界中を旅する物語(上空にずっといる)かと思っていたが、カールじいさんの目的地は最初から一貫してパラダイスの滝だったし、意外と早く着いたのであれっ?となった。
子供向け作品ということもあり展開はかなり読めるため、意外性を楽しむよりかはディズニーらしいお約束を見守るに徹した方が良さそう。
リスとか、老人らしさたっぷりのバトルシーン(?)とか小ネタが光っていて、さすがディズニー。犬も悪役もたぶん死んでなさそうなところに、ディズニーのコンプライアンスを感じた笑
地上波版だけなのか、本編中の英字をところどころ日本語に差し替えてあって、それは本当にやめてほしかった。差し替えの文字が読める子供は字幕の文字も読めます。
文学したい

文学したい