てれぴん

櫂のてれぴんのレビュー・感想・評価

(1985年製作の映画)
4.0
妻、母、娘とさまざまな顔を持つ「女」だが、そのために苦しみも重奏的になる。状況も気持ちも複雑で時に矛盾しながら、それらを通り抜ける中で、変わらない情や、譲れない自分自身が見出されていく人生…

1人になった車の中で前を見据える綾子が、もはや「子供」ではなく完全に「女」の顔つきになっていたのが胸に来た。
てれぴん

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