Lina

紅の豚のLinaのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
4.0
久しぶりに鑑賞〜〜加藤登紀子の歌に痺れた

舞台は、第一次世界大戦を勝利で終えた独裁政治下のイタリア。ジブリ公式から、マルコは「迫り来る新たな戦争を前に再び国家の英雄になることを拒み、自分で自分に魔法をかけてブタになってしまう」と言及されている

買い物の仕方、恋愛、闘い方、生き方、ほんとうにどれを切りとっても単純明快には描かれていなくて、最後までみても彼らの頭の中は覗けた感覚はない。それが何より人間らしさを感じられて、何かがたぎる。わたしも、誰かにとって扱いやすくて愛嬌のある自分より、それならいっそ魔法をかけたい
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