なか

ジャック・ドゥミの少年期のなかのレビュー・感想・評価

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)
3.2
日仏会館にて

ジャック・ドゥミの少年期を描いた映画。大学の先生がトークで司会をやるよということで見てきた。

監督の作品はとにかくカラフルな映画を撮る人としか認識がなかったけど、人形劇、車、パレード、妊娠、大好きな映画と少年期のエピソードから作品につながってる部分があるのかなと上映前のトークや映画を見ながら思った。
白黒からカラーに交互に変わる演出は彼が見てきた世界を表しているのかな。

少年期のエピソードが大半なのだけど、それを思い浮かべる監督の瞳が何より印象的だった。亡くなる前に撮ったのかと思うと切ない

彼の作品を見てたらより楽しめたのかなという部分があったけどこれから作品を見ていくにあたって良い勉強になった。
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