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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのryodoのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ファントム・メナス=見えざる脅威…。

SWシリーズ第4作。エピソード1/9
ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの少年時代を描いたお話。


ドラマ「オビワン」を見てEP1〜6を見返したくなったのと、今月配信のドラマ「アンドー」に向けてローグ・ワン見返したくなったので‥第二回SWマラソン開幕🏃
前回は公開順だったので今回は時系列で⌚


全ての始まり感がたまらないEP1
無論、そのたまらない感覚を享受するなら最初は公開順がオススメである。

とりあえず、70~80年代に築いたSW像がありながらそれとはまた大きく異なる世界観を地続きに描くプリクエル・トリロジーを構想し映像化したジョージ・ルーカスの偉大さに感服である✨
宇宙戦争チックな旧三部作はともかく、別の銀河(世界)を1から創成したような膨大な世界観である新三部作はどう生まれたのか‥ジョージ・ルーカスの頭の中を覗きたい🥺

そしてキャストの神選出も絶賛したい。
特に単独ドラマ化されるほど愛されるオビワンにユアン・マクレガーを、そして本作限定キャラなのに人気なクワイガンジンにリーアム・ニーソンを選出したのが素晴らしい👏
ナタリー・ポートマンもキャリー・フィッシャーに引けを取らないSWの女性像に適任✨

それにしても改めて見返すと、シリーズ通して悪役となるパルパティーンことシディアスの巧妙な計画性にもはや関心してしまう。
ナブーの議員に選出→裏では通商連合を牛耳る→ナブー占領→アミダラ女王に助言し不信任案→元老院議長の座を獲得→帝国建設へ有利に政治を進める…。
この流れが実に巧妙…そしてまさに“見えざる脅威”って感じ😱

また、その“脅威”は恐らくアナキン(ダース・ベイダー)との出会いも意味するダブルミーニング。再鑑賞して分かったけど、アナキンってミディクロリアンの意思で生まれたフォースの子だったのね🤔どうしてミディクロリアンはシミ母さんを選んだんだろう。
てか、そもそもよくジェダイがアナキンを見つけたなぁ…と思うけど「全てはフォースが導く」で片付くのがSWの凄いところ(笑)

そんな重厚なストーリーがありながら、
アクションとのバランスがちょうど良い。

あのよく分からない乗り物で疾走するポッドレース…ロマンしかない(笑)たまに一人称になるのがアトラクション感覚で最高なのよ😎
そして、EP1といえばダースモール戦!⚔EP3のムスタファ戦の次点で名セーバー戦かな✨
CWとかrebelsを観た後だとモールの憎しみに満ちた半生はここから始まったんだなぁ…としみじみ(笑)
でもドラマ「オビワン」を観てからだとどうしても引っかかることが…クワイガンの死に方。ドラマではリーヴァもほぼ同じ刺され方をするのに何故か生存してしまったため、クワイガンとリーヴァの何が生死を分けたのか疑問が生じるようになった。クワイガンは致命傷だったのかなぁ…刺されたのが心臓に近かった?とか勝手に解釈してるけど🙄
まぁとりあえず本作でのクワイガンの退場がオビワンを成長させ、ドラマ「オビワン」でのあのシーンの感動を深めてるのは確か✨😭

あと、再鑑賞にあたって未公開シーンもついでに観てみたんだけど結構重要なシーン抜けてるのね🤔タトゥイーンでモールと対面する直前のカットに違和感あったんだけど…未公開シーン見てなるほど。詳しくはコチラ→https://youtu.be/t2_R-bWR3v8

コレは個人的な感想かもしれないけど、
EP1って主人公が定まらないが故にキャラクターがみんなドライな感じが印象的😐
少なくともアナキンが登場するまでは、オビワンとクワイガンも冷静沈着で無表情なジェダイだし…パドメはお堅いヒロインだし…特質した個性を感じない。
だからその空気をぶっ壊すジャー・ジャー・ビンクスがいるのかなぁと毎度思う(笑)😂

また、そんな常時冷静でいられるほどの信頼関係にある理想の師弟なオビワンとクワイガンであるが故に、彼らの修行時代とかめちゃめちゃ見たくなる🤭
EP1の前日譚って正史小説とかでは描かれてるんだけど映像化されてないんよね😢
でもクワイガンのパダワン時代は秋配信の「Star Wars: Tales of the Jedi」で描かれるらしいから楽しみ🤭



まぁ、こんなつらつらと長文書いてますが総評としては…パダワンなユアン・マクレガーをひたすら愛でる映画です。



今月中には6まで観る予定👀(EP7-9とハン・ソロは見なくていいかなぁ…笑)
【 鑑賞1回目:2020/3/7 ★4.7】
【鑑賞2回目:2022/8/30 ★4.7】
【鑑賞3回目:2024/5/4 25周年劇場鑑賞】
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