すぽんじ

黄線地帯(イエローライン)のすぽんじのレビュー・感想・評価

3.3
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ラインシリーズ第3作目!
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@東京駅→神戸駅
殺し屋から人質として連れ回されるヒロイン(癖:人差し指で鼻先や口を触る)の肝の据わりっぷりが良い。だんだん不思議ちゃんに見えてくるけど…笑
そのヒロインを追いかける恋人(癖:指鳴らし)もどこかポワポワしてて緊張感は薄め。

という事で結局は孤独な殺し屋の話だった。
「恋愛か そんなもの足の早い食い物みたいなモンだ、
ちょっと放っておけばすぐ腐っちまうんだ」
過去に恋愛で失敗しヘソを曲げてる感じは本来ピュアなんだろうな…と思える可愛さがあった。その価値観が変わり始めたが、時すでに遅し…と何とも刹那な終わり方。
エンドロール無いから更にブツ切り感が増すね…

でも終盤までの道中は結構楽しかったかな。
知らない言い回しや用語も興味を惹くし、架空の街並みは絵本みたいで可愛かった。
この時代の車、パトカーまで可愛過ぎる४४४♥︎
電車での逃避行はどこか『足にさわった女(1960)』を思い出す。そういえば製作年同じだ…
ざらついた質感の画面に赤が映える。

●○●走り書き●○●
ヒロイン脚のサイズ24.5cm
ハイヒール3200円
宿代1泊600円
殺し屋が子どもの頃・孤児院の3食の食費62円
卵1個15円

2023/01/27Amazon Prime Video