イワシ

大拳銃のイワシのレビュー・感想・評価

大拳銃(2008年製作の映画)
4.0
三宅和樹が拳銃製造の依頼のためリボルバーを長机に置く場面のアクションつなぎからして良い。突然の襲撃から逃れようとする自動車、ヘッドライトに照らされシャッターに投影される岡部尚の巨大な影、小野孝弘が発砲のため膝をつき大拳銃を構える姿がワンカットで次々に起こる。拳銃大活劇。

あまりの威力に試し撃ちの的がガーッと画面を横切り、それを目撃した宮川ひろみを中心に収めたカメラが反対方向に動く瞬間のダイナミックさも良かった。

ファーストショットが工場とその前に停車する赤い自動車のロングで、ほぼ同じショットがもう一回あったと記憶。大拳銃の的の画面横切りをきっかけに、逃走する自動車の通過、警察車両の疾走と急停車が連鎖するような展開。
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