スギノイチ

やくざの詩のスギノイチのレビュー・感想・評価

やくざの詩(1960年製作の映画)
2.9
小林旭が恋人の仇を追い詰めるハードボイルドアクション。
元医者という設定がレアだが、最後ぐらいしか関わってこないし実質いつも通りドンパチで解決する。
小林旭映画としては珍しく芦川いづみがヒロインで、『あいつと私』期のショートヘアで可愛いものの、完全なる添え物で勿体ない。
これまた珍しく、金子信雄が非暴力主義の父親を演じている。
(元細菌部隊の過去を悔いているという設定だが、あまり意味はない)

ボス役は義手の殺し屋・垂水悟郎だが、南田洋子に当たり散らしているだけのヒモみたいなやつであまり盛り上がらない。
スギノイチ

スギノイチ