このレビューはネタバレを含みます
以前から気になっており、TSUTAYAかゲオでレンタルしようかなーと思っていたら昨日あたりにU-NEXTで配信開始されていました。ド派手なアクション劇を期待していましたが、あまりそのような演出はなく、文学作品のようでした。
また、50年もの前の作品なのに「人間は自然に勝てない」「便利な世の中にはしっぺ返しが待っている」など、現代人への戒めとも言えるセリフが冒頭で多く語られており、印象的でした。
ただ、冒頭でそのように自然を語ったのにも関わらず、おそらくこの映画のテーマであろう自然の怖さがいまいち伝わってこなかったのが残念でした。カヌーで転落した一人は法に怯えた結果（多分）だし、激流で足を負傷したシーンしか自然の怖さは描かれていなかったように思います。どちらかというと山に潜む狂人の方が怖かった。
