ボボコップ

精神のボボコップのレビュー・感想・評価

精神(2008年製作の映画)
4.1
グッと引き込まれた2時間強。
とりわけ、ある女性が自身の半生を語るシーンは、ちょっと他の映画では体験できない衝撃を受けた(話が整理されていない一人語りで次々と新しい情報が提示されてこちらもいちいち驚くという一連の体験は、劇映画ではまず観ることがない景色かと)。

先生の多くを語らない、でもピンポイントで光を提示してくれるようなお話の仕方に、こちらも癒された。

観察映画、恐るべし。
全てのシーンに、まず最初に偏見が入っている自分に思い至る。