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アフリカの光のmiのレビュー・感想・評価

アフリカの光(1975年製作の映画)
4.2
ここではないどこかへと胸を焦がしてるわけだが、決して悲観的ではないし、どこか希望に満ちた後味なのが摩訶不思議。
鬱屈としてるようでしてないし、感情の振れ幅と、捌け口となる暴力の荒々しさが、そのまま作品のトンマナに踏襲されてるあたりも素晴らしい。
「とっとけよ」の一言に痺れる。
ショーケンの適当なタバコの扱いがかっこよすぎ。
ショーケンと邦衛の異常な距離感。
なんかカサヴェテスっぽいなと思った。
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