さちえ

アメリカン・ビューティーのさちえのレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
4.0
2020.9 2回目の鑑賞。
1回目は何年前だったか…。
展開もカメラワークも演技も勢いがあるので、退屈せずにのめり込むように見られる。
ケヴィンスペイシーはまじできもち悪かった笑。
でも、最後の方で、隣人のお父さんや娘の友人を気遣う優しさが見られたので、気持ち悪いのは、いろんなものに抑圧されていたせいなのかな、とか思ったり。
何にも縛られずに、自分の好きな様に生きられたら、ほんとはみんな人に優しくなれるのかもしれないな。
でも、そんな人生はどうしたって生きられない…。
社会で生きている限り、必ず何かに縛られてしまうよね…。

みんな可愛そう。
ママも、実際にいたら好きにはなれないし、こんな母親嫌だけど、彼女も幸せになりたいのに何もかもがうまくいかない感じでかわいそう。
一般的に「幸せ」と思われているものを追い求めて、逆に不幸せになったりする。皮肉だな。
さちえ

さちえ