シニカルコメディ系かと思いきや、
最後の方でひっくり返ってくる
各々が自分の中に不満や不安を抱えて生きていて、
自分自身で手一杯で他の人のことなんて見ようとしていない。
だから、それぞれの孤独は永…
冷え切った家族が壊れていく様をものすごく自然に描く見事な脚本と演出。
全てが悪い方へ変化しているのに、その全てが登場人物それぞれの幸せという美に進んでいく。
余りにも見事な傑作。
サム・メンデスは…
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面白いー!
初めて見た時はまだこどもだったから、大人になってそれなりに経験を積んでいい歳になったいまだからこそ楽しんで見ることが出来た。皮肉たっぷりなセリフの言い回しとか笑える描写とかこどもの頃には…
それぞれの登場人物が、それぞれの問題を抱え、それらの問題が交錯していくという展開。展開にどんどん引き込まれていく感覚があった。
メインとなるのは、ケビン・スペイシー扮する、主人公バーナムらレスター家…
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わー!衝撃的、面白すぎて時間の感覚が失われてて、一瞬で見終わった気分。わー、おもろすぎる。何が良かったかとか、どう感じたかとか、まだ何も整理がついてないから何も書けない。わー。
バイトしながらぼん…
なかなかにすごい映画だった。
ケヴィン・スペイシーがなかなかにキモめで、そりゃ娘の態度もそうなるな。
家族っていうても思ってることちゃんと話さないとわかんないし、その中に些細な幸せがあるかもしれない…
ごく普通の家庭がどんどん壊れていく展開がなんとも言えない。
今回普通のパパと思ってたケビン・スペイシーの無表情が怖かった。
出てくる人たちみんな変でついていけない。ラストも衝撃過ぎた。
観てから…
アメリカの小説や映画には、核家族の崩壊をモチーフとする優れた作品があり、たぶんそれらの多くは、1949年に上演されたアーサー・ミラーによる戯曲『セールスマンの死』を雛形(ひながた)としているのだろう…
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家族の考え方や価値観が変化してきた時代。
恋によって活力を取り戻していく。歪んではいるが。
ファイトクラブと同じ年に公開されているあたり、当時のアメリカには閉塞感や抑圧された感覚が充満していたのでは…
このレビューはネタバレを含みます
アメリカンビューティーとは、バラの品種名だそう。バラは美しさが魅力だが、咲かせるのが難しいものでもある。
これを家族に投影して、表面的な完璧さと、崩壊しそうなあやうさが描かれている作品と感じた。
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