アメリカン・ビューティーの作品情報・感想・評価

「アメリカン・ビューティー」に投稿された感想・評価

padawan

padawanの感想・評価

4.3
家族、友情愛がテーマ。
ずっと不幸な感じで進んでくけど、最後には、小さなことへの幸せに行きつく。
好き好き言ってる映画より、現実的で説得力あった。
k9310

k9310の感想・評価

4.5
もうちょい大人になってからまた観よう ケヴィン スペイシー好き

このレビューはネタバレを含みます

とても深い映画で、一回見ただけではこの映画の意図を読み取ることができなかった。てか、この映画はタイトルにアメリカンとあるようにアメリカ人の方が理解しやすい映画なきがする。が、かといって日本人に全く理解できないということではないと思う。

なぜなら、登場人物たちの行動を、周囲の状況から論理的に理解することができるからだ。

例えば、なぜ、娘はサイコ男を受け入れたのか?これは彼女の家庭状況や主人公が惚れた女友達を考えればわかる。彼女は家族からも愛を受けず、自己顕示欲が強い友達とずっと一緒にいた。そのため、どんな形であれ自分のことを認めてもらえて嬉しかったのだ。そして彼女はサイコ男の狂気に染まって行く。

一つ一つの言葉や特に行動によって登場人物たちの性格が明らかにされているので論理的に理解できるのだ(全てではないが)

サイコがこの物語のキーマンであることは確かだ。彼の美が重要であることは間違いない。こいつの美は明らかに一般的な感覚からしたらずれてる。この狂気的な美によって主人公、そして家族が染められて行く。サイコの美がアメリカに反しているのはわかったが、この映画のテーマに対してどのような位置付けなのか詳しくはわからなかった。

彼の手、それから娘の友達の存在により、彼らの生活それから周囲の人々は崩壊して行く。だけれども、その姿はとても清々しかった。どのような形であれ、あそこまで抑圧した自分を解放して生きている姿は見ていて気持ちいい。

映画の題名は、作中で何回も出てくるバラの名前らしい。これがアメリカの象徴なのだろう。不動産で成功に捕らわれている妻はここバラを育てていたし、主人公が夢見る娘の友達の姿にはいつもこのバラがあった。この友達の姿こそこの作品のテーマだと思う。あんまり可愛くないのに、この子がなんでこんなにヤリマンでモテモテモテの?と思っていたら、やっぱり....まさにアメリカだ。

この友達が処女だとわかり、主人公は彼女を抱くのをやめる。イケイケな彼女の像が崩壊してしまったからだ。結局、バーナムは仕事や家族に抑圧された自分を解放させたつもりだったが、彼女、つまりはアメリカンな美からは抜け出ておらず、それを求めていたということだろう。だが、それは崩壊してしまった。ここからは個人的な見方だが、家族や女の理想像など全てが崩壊してしまった彼は家族写真を見て、過去を思い出しその大切さ、美しさに気づくが....殺されてしまったが、その直前彼はハッピーだったと思う。

夫は死ぬわ、妻はおかしくなるわ、夫婦のせいで曲がってしまった娘はサイコの手により染められるわで散々すぎる笑。隣の家庭も夫が無茶苦茶だわ、奥さんは病んでるわ、息子はとんでもないことになっており凄いことになっているが

最後に関係ない話になるが、黒澤明の「生きる」と対比して見ると面白いとおもう。生きる道を見出した方向性が正反対だが、どちらも一度死んだ状態から復活し再び人生を謳歌(笑)し始める。あなたはどっちの生き方が好きですか?
めぐぐ

めぐぐの感想・評価

4.5
バラのシーンが気になっていたのでさっそく観てみました!
お父さんの想像力素晴らしい笑


アメリカの理想的・核家族が崩壊
家族不仲真っ只中の奥さんが一生懸命家を売ろうとしても無理があるよね
なんて皮肉な設定なんでしょう

アメリカは色々問題がありすぎてかかえきれなくなってしまった、という感じが表れている
今まで通り、型にはまったやり方では上手くいかない、それに気付こうよ!というメッセージ

私が一番気になったこと、近所に引っ越してきた男の子のお父さんが一番切なかったし、とてもかわいそうってこと
自分がゲイであることを認めたくなくて罪悪感で押し潰れそうだったんだなぁと

どうでも良い話、豊胸手術する必要ないよね?
十分なサイズじゃない?と日本人女子は思ってしまう
Nanamin

Nanaminの感想・評価

4.7
なんと表現したら良いのかわらない。でも一気に3回見たくらいものすごく惹き込まれる映画。 自分が持ってない観点を見せてくれた感じがする。見れば見るほど1人1人の隠された思いとか、理解が深まった。 音楽が不思議。日本で上映された時は、ロリコン色が強めに宣伝されたり評価されてたらしいけど、間違ってる。そうじゃないと思うのこの映画って。もっと深くて、題名どおり美しい。
あと名言がめちゃくちゃ多い! "美の溢れるこの世界で、怒りは長続きしない" かぁ...それを聞いた時、なんだか自分の普段抱えてる怒りとか、悲しみとか、悩みとか、胸のわだかまりがスッと引いたように感じた。
美しさってなんだろうな。と考えさせられる。理想と現実に葛藤する、人間ならではの悩みを描いた切なくて、すこし奇妙で、美しい映画。だと思う。
アメリカンビューティーか〜すごいな
現代のアメリカをブラックな皮肉で、でもそれこそがアメリカなんだ、っていう感じが伝わった。
この国のビューティーな自由っぷりに潜む個人の欲を見た気分です
死ぬほど皮肉なタイトル でもアンジェラと薔薇は綺麗だった
kuriken

kurikenの感想・評価

4.1
偽りの美しさは最後に崩壊する
地道に生きていこうと思いました
smoke

smokeの感想・評価

4.7
淡く美しいアメリカンビューの情熱の一点が、家族と言う存在の虚しい空虚をあぶり出している。
真紅に彩られた画面構成とその下地を流れる高揚したコメディーが映画そのものの内在的本質を余計に痛々しく感じさせる。

死ぬことを予期し、家族が離散することも恐らく予期していたレスター・バーナム。
空虚な男が最後に眺めたものは、空虚に飾られた家族写真ーーーーもはや愛情の余地の無い家族を切り取った、かつての幸福の追憶。
なぜ、アメリカンビューティはこれ程にも世界の人間の胸を打つのだろうか?

家庭崩壊が資本社会の中で不可避であることを観客は暗黙知として知っているからか、またそれをコメディーに縁取られた奇妙なニュアンスの中から一層に痛々しい救いようのなさで見るからか?
Hide

Hideの感想・評価

4.5
いやー 良かったね!
こんなシナリオ考えた人すごいね
すごくシリアスなのに笑っちゃって
グロいのに美しくて
怖くて 悲しくて かわいそうで
みんなの感情が半分づつずれてる
人間ってそうだよね
すごい映画観たって感じ!
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