梅小路梅子

アメリカン・ビューティーの梅小路梅子のレビュー・感想・評価

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)
4.9
傑作でした。この映画に出会えてよかった。
観終えて思い出したのが岡崎京子のリバーズ・エッジ(93年)でした。思い入れのある漫画なので印象的な言葉を載せます…

“惨劇が起きる。
しかし、それはよくあること。よく起こりえること。チューリップの花びらが散るように。むしろ、穏やかに起こる。ごらん、窓の外を。全てが起こりうるのを。”

また、この漫画の中で引用されている詩の一部
“平坦な戦場で
僕らが生き延びること”


愛すべき、たいくつな毎日。それは永遠ではないということ。ゆっくりとだが確実に進行していること。大切にしたいもの、人。

DVDは特典映像も充実していて、製作側や俳優陣の熱を感じる事が出来なお良かったです!