このレビューはネタバレを含みます
私はシェイクスピア作品では、ロミジュリ、ヴェニスの商人、真夏の夜の夢、ハムレット、リア王くらいしか見たことなくて舞台や演劇に単に興味があったから見ました。
作品では、ロミオとジュリエットを作り上げながら、シェイクスピア自身の身分違いの恋を反映させながら展開されていきます。美貌と財産を持つヴァイオラは貧乏貴族のウェセックス卿と結婚の約束を取り付ける。シェイクスピアは才能を持つがスランプで全く筆が進まない。ある日、シェイクスピアの舞台のオーディションに男としてヴァイオラが立つ。これをきっかけに二人は急速に仲を深めていく。女性を舞台に立たせるのは罪になると知ってながら、シェイクスピアは彼女を男としてロミオ役で演じさせる。ひと時の甘い時間とウェセックス卿との避けられない結婚の対比はまるでロミオとジュリエットのような運命。
やがて、ヴァイオラの変装がばれ劇場は閉鎖に、ヴァイオラは結婚式に行くことに。ロミオ役はシェイクスピアが務め、ジュリエット役は声がわりしてしまい、ジュリエットが務まりません。ロミジュリ開演に駆けつけたヴァイオラがジュリエット役を務めます。終演後シェイクスピアとヴァイオラは別々の道を歩み始め、「十二夜」の執筆へ取り掛かります。
私は十二夜の知識がなかったので最後の複線回収の場面では、「なんかよくわからんけど、シェイクスピアの次のお話につながっているんだな」としか思うことができませんでした...反省。
あと、思ったより濃厚なシーンが多かった!私は一人で見たのでそんなにダメージなかった(むしろごちそうさまくらいの感覚)けどこれ家族と一緒に見たり恋人と見たりするのは注意かも!
見終わっていろんな人の感想見たりしているけど、映画冒頭の拷問?みたいなシーンはヴェニスの商人をモチーフにしてるんですかね?あと、エリザベス女王の衣装、本物かと思ったくらい威厳を感じさせる貫禄あったな~衣装がとにかく綺麗だった印象。
ちょっと前にラランド鑑賞した身としては、終わり方似てる~と思いました笑