ふれり

Hello,My Loveのふれりのネタバレレビュー・内容・結末

Hello,My Love(2009年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

序盤が寒いラブコメっぽくて(つか薬盛るなよ)これは中断かなと思ったけど、睡眠導入剤としてサラサラ観られた。

登場人物の行動の大半が理解しがたくてしょうもない話だった、というのが皮肉ではなくよかった。
創作物で描かれる同性愛者ってどうも異性愛者が考えてみた同性愛者という役を演じさせられているように見えてしまって生気を感じないというか、同性を愛する「必要性」がキャラに備わっているし、「かわいそう」な人たちだからかストーリーも現代劇ですら息詰まるような展開で、偏見に耐えて涙、別離…みたいな重くて「しっかり」した話が多いじゃないですか。
一方本作は留学先で本当の自分に気付いたらしいウンジェがそう言うわりには優柔不断だったり、世間体(?)のために惰性で結婚したり、現実を受け入れられない主人公(役名失念)に襲われたのにウンジェの彼(役名失念)もなぜか応じてしまって呆然…とか、不完全でわけわからん感じに何だか安心した。
復習したいほど好きかといったら微妙だけど、このノリは嫌いではないです。

(~5.4 VOD)
ふれり

ふれり