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硝子のジョニー 野獣のように見えてのdaitenのレビュー・感想・評価

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あ、素足だと思った。ここで映画の世界に摑まれた。すがっても噛みついても、愛する男は去っていく。倒れては起き上がり、生きようとした女。さすらいが胸に迫る。荒れた日々のなか、女と男が心を通わせた一瞬。そこには儚い恋の唄が流れていた。蔵原惟繕『硝子のジョニー 野獣のように見えて』(1962)
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