こ…これは果たして日本版『道』と言える映画なのだろうか?
主演の宍戸錠ちゃんと芦川いづみとアイ・ジョージによる所謂男女の【くっついたり〜、離れたり〜♫】という典型的な共依存映画で、フェリーニっぽさ…
今から7年ほど前、ラピュタ阿佐ヶ谷開館20周年記念で上映されたときに見て以来の再見。トップクレジットこそ宍戸錠だが芦川いづみの作品だ。かつて歌手だった人買い(アイ・ジョージ)に、稚内の漁村から売られ…
>>続きを読む歯型
相米が影響を受けていることも頷ける芦川いづみの純粋無垢な白痴芝居。1本の柱を中心に展開されるジョージ、芦川、宍戸の3人の対立構造の変化を明確化するために、間宮のカメラもまた柱を中心に流れるよ…
歌謡映画などいわゆる添え物映画の底知れなさの見本のような作品。いや。もはや底が抜けてしまっていると言った方が良い位。それ位の何でも有り。っぷりが凄い。アイジョージを売り出す為のレコード会社とのタイア…
>>続きを読む「銀座の恋の物語」「憎いあンちくしょう」に続く日活の看板監督の中平康、舛田利雄に追いつけ追い越せ好調の蔵原惟繕監督の、ヒット曲「硝子のジョニー」を相棒山田信夫が巧みに脚本化した歌謡映画の域を超えた傑…
>>続きを読むオツムが弱いと思っていた娘が、主体的に行動し、二人の男はそれを傍観する。芦川の、蔵原の最高作。女は自分を幸せにしてくれるジョニーを待っている。しかしジョニーは現れない。錠はジョニーなのか。『私から離…
>>続きを読む芦川いづみ目当て。
初っ端から見たことなかったような彼女の表情連発で驚く。
アイドル映画って感じで、これはこれでたまにはいいか(あとぶっ飛んだ会話の返し多くて面白いし)となっていたら、
中盤以降はそ…
裏切り。孤独。出会い。依存。そして裏切り。
まず一人の女性がそのループに入ったら、別の男もそのループに入ります。そしたら、おいお前もか!?って奴もループに入って…しかも三人ともヤバいし、それぞれステ…
芦川いづみの自他共に認める代表作。アイ・ジョージのヒット曲「硝子のジョニー」(1961)を主題歌とした歌謡映画。蔵原惟繕監督×山田信夫脚本。音楽は黛敏郎。
北海道の北端、稚内。昆布採りで知恵遅れの…
宍戸錠よりずっと魅力的なアイ・ジョージ。彼のギターをバックに芦川いづみが話すシーンの美しさたるや。ザフーばりのギター破壊シーンも素晴らしい。そこからの長さにうーんと思いつつ、最後までジョニーを追いか…
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