Saku

キャバレーのSakuのネタバレレビュー・内容・結末

キャバレー(1986年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

めーちゃおもろかった!
なのに、点数低くてちょっと意外....!!

この時代の角川映画って、なんか映画の雰囲気、ライティングの感じ、シナリオが独特の世界観があって好き!

しかも主演が、野村宏伸さん。
等身大な演技と純朴さで
主演が務まる数少ない俳優さんだなと思いますが、

観る前から結構期待値が上昇!

まず冒頭の雨のシーン。
レフトアローンがとてもおしゃれに映画の幕開けを知らせます。

なんだか物凄い話が始まりそうなオープニングがとても印象的。


ジャズ・サックスを通して、ヤシロがどんどん変わっていく姿がとても繊細に描かれていて、特に滝川、英子との3人の関係性が奇妙で面白かったです!

ヤシロは滝川の腹を決めた男、ヤクザとしての生き方を、きっと尊敬、羨望していた部分もあっただろうし、同時に1人で生きていく辛さというのも感じてるはず。

心の中の根の幹が太くなって、サックスを辞めずに一人でやっていくという決断ができたのは、女も知ったし、男も知って、

少しだけ、大人の世界を経験できたのからかも知れないよねって。
Saku

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