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豚と軍艦のnegikoのレビュー・感想・評価

豚と軍艦(1961年製作の映画)
3.9
この映画で初めて長門裕之を「良い」と思いました。
私が初めて知った時にはすでに「若い頃が桑田佳祐にそっくりなおじさん俳優ねー」と言う年齢になってたので、何でそんなに有名だったのか知りませんでしたが、この映画を見たら納得。
これ以上ないくらい役にぴったりだったし、何だか憎めない惹き付ける魅力がありました。

でもそれ以上に魅力的だったのが、吉村実子演じる春子。
あんな境遇でも周りに流されまいと必死に生きる春子には、一番幸せになって欲しいと思いながら見ていました。

丹波さんが出てくるとなぜかコメディちっくになる(笑)

好き嫌いはかなりあると思いますが、私は映画館で見て大満足でした。
昭和の映画ってすごくパワフルで、自分も力強く生きなきゃという気持ちにさせてくれるので見るの止められなくなります。
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