フラワーメイノラカ

婉(えん)という女のフラワーメイノラカのレビュー・感想・評価

婉(えん)という女(1971年製作の映画)
3.2
女性映画としての時代劇。
お婉の自意識過剰が思春期のそれで、 40年の幽閉ってもう転生モノと同じやん、と思ってしまった。

野中兼山とその一家を貶めた社会の狂気がテーマだったようで、彼彼女らの医師としての活躍はほぼない。
外に出てもどこか画面が狭苦しく感じられる。視野の狭さ、閉塞感を表現しているのだろうか。