あらぶかたぶら

バッド・ボーイズのあらぶかたぶらのネタバレレビュー・内容・結末

バッド・ボーイズ(1983年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ショーン・ペンがとても若く驚いた。
相部屋のホロヴィッツはオブライエンとJCを再開させるために、脱走を手伝ったり、オブライエンを狙うヴァイキングをラジオで傷を負わせるなど自分の技術を人のために使う姿をみると少年院で一緒になっただけとはいえ、いつの間にか友人関係になっていた。少年院の中だと自分の得のために互いを助け合うシーンが目立つが、この2人はそうではなかった。
オブライエンとJCが再開する時はまだ若者の恋愛というか、切なさがあった。
オブライエンとパコの犯した犯罪がお互いを傷つけることになるとは。その2人が同じ少年院に入ることで、殴り合いの喧嘩がとても痛々しかった。最後の終わり方がなんとも言えない、悲しみがあった。
ただただ、綺麗な生き方などあるのかというほど暴力や恨み、憎しみをもった少年たちの生き方が見えた気がする。