美しきセルジュのSAのレビュー・感想・評価

これがヌーヴェル・ヴァーグの初期作品とは思えないほどテンポがいい映画。

nvの、良く言えば映画らしくない、詩的レアリズムに対する反抗的な映画と比べれば、これはより映画らしい映画であった。
ストーリーは若干詩的レアリズムに近い気もするが、シナリオが現代風なら『勝手にしやがれ』と同じくnvの代名詞的存在になれたのでは？？